会話音声の聴取妨害の目安として騒音を評価する方法に、「会話了解」特に重要な850Hz1700 Hz 3400 ヘルツの周波数帯を中心に、三つのオクターブバンドレベル[db]を測り、これの算術平均値で評価するSIL(SPEECH INTERFERENCE LEVEL:会話妨害レベル)が使われたが最近では国際標準化機構 ISO では中心周波数0.5k、2k、4kヘルツのオクターブバンド音圧レベルの算術平均値を使う方法が提案されている。
この評価法によると満足が了解度の得られる最大会話距離は50dbでは普通の声(小さめの声)て1.3mやや大声で2倍の2.6m となる。レベルが5db増すと距離はほぼ半減する。諸説ありますが、距離と最大会話距離は下記のようなイメージです。
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