電磁波測定調査

電子レンジや携帯電話の電波、IHヒーターやホットカーペットなどを初めとして現代では多くの「電磁波」が使われるようになりました(下図参照)。電磁波には様々な効果があり、一部人体にも影響を与えるとされています。その多くは科学的な立証がなされていないものではありますが、多くの人が症状を訴え、不安のためとなっているのもまた事実です。当社においても近年電磁波調査測定に関するご相談を多くいただいております。
電磁波の周波数と発生源

電磁波が体に与える影響「電磁波過敏症」と「マイクロ波聴覚効果」

電磁波が体に与える影響の代表的なものとして「電磁波過敏症」と「マイクロ波聴覚効果」があります。電磁波過敏症には以下のような13の症状があるとされています。

電磁波過敏症の13の症状分類(ウィリアム・レイ博士による)

1. 目の症状:見にくい、目が痛い、目がうずくなど
2. 皮膚の症状:乾燥する、赤くなる、できものなど
3. 鼻の症状:鼻づまり、鼻水など
4. 顔の痛み:顔がほてる、むくむ、水泡、ひりひりする
5. 口の症状:口内炎、メタリックな味がする
6. 歯や顎の痛み
7. 粘膜の症状:乾燥、異常な渇き
8. 頭痛:単なる頭痛のみならず記憶喪失やうつ症状まで
9. 疲労:異常な疲れ、集中力の欠如
10. めまい:気を失いそうな感覚、吐き気
11. 関節痛:肩こり、腕や関節の痛み
12. 呼吸:呼吸困難、動悸
13. しびれ:腕や足のしびれ、まひ

一方マイクロ波聴覚効果は世界保健機構(WHO)にもその存在が認められており、「ザーザー」という音や「カチカチ、ポンポン」といった音として観測されるとされています。また長時間の曝露によって人にストレスを感じさせる可能性があり、WHOなどでは「出来るだけ避けるべきである」とされています。この効果の特徴として「耳の奥で音がするような気がする」と多くの人が感じ、また当然ではありますが「場所を変えると症状がおさまる」という特徴があるようです。

電磁波照射によるいやがらせ(電磁波攻撃)

上記の様な電磁波の特徴を利用して「嫌がらせ」のために人や家に対して電磁波を照射されているという相談を頂くことが少なくありません。もし、悪意をもって人に対して人体への悪影響が懸念される電磁波を照射(電磁波照射装置あるいは電磁波ガンといったものがあるとされています)しているとすればそれは単なるいたずらでは済まされません。
しかしながら一方で電磁波は目に見えないですし、また音のように耳で聞くことも出来ないという関係上、人に相談したとしても信じてもらえず、「思い込み」だと片づけられてしまうことが多いようです。

電磁波は計測調査することが可能

このように目に見えない電磁波ですが、特殊な測定器を使用して発生している電磁波を計測・調査することは可能です。測定調査を行うことで「本当に電磁波が発生しているのか」「どの程度強い電磁波が発生しているのか」を定量的に明らかにすることが可能となります。
当社では電磁波に関する測定や調査についても承っておりますので、お気軽にご相談ください(>>問い合わせフォームへ

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