生活騒音の発生源
人が生活するうえで発生する騒音、すなわち生活騒音はその発生源別に下記の5種類に分類することが出来ます。
① 家庭用機器からの騒音
具体例:冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、掃除機などの音。
これらは主に機器自体で騒音の大きさが決まります。
② 音響機器からの音
具体例:ピアノ、ステレオ、テレビなどの音。
主に使用方法によって騒音の大きさが決まります。
③ 住居の設備、住宅構造面からの騒音
具体例:空調機、バス・トイレの給排水、床の衝撃音、ドアの開閉音などの音。
主に住宅構造、使い方により騒音の大きさが決まります。
④ 生活行動に伴う音
具体例:話し声、言い合い、泣き声、笑い声、跳びはねる音などの音
主に居住者の生活行動によって騒音の大きさが決まります。
⑤ その他
具体例:車のアイドリング音、オートバイの空ぶかしの音、ペットの鳴き声、風鈴などの音
発生源と騒音値
下記に生活騒音の発生源とその騒音値の例を示しました。
大阪府の調査によるとよると「犬などのペットの鳴き声」、「人の話し声、騒ぎ声、泣き声」の二つが迷惑と感じられている騒音の2位と3位です(1位は自動車やバイクの空ぶかし音)。ペットや人の話し声がいかに隣人にとって迷惑かが分かるかと思います。