耐え難い騒音-受忍限度とは

騒音関連の判例を見ると良く「耐え難い騒音」「受忍限度」といった言葉が使われています。この言葉は騒音問題を解決する上で非常に重要な役割を持ちます。ここでは耐え難い騒音-受忍限度について説明します。

全ての騒音が規制対象ではない

人が生活するうえで全く音を出さないということは不可能です。しかしだからと言ってどんな音を出しても良いわけではありません。受忍限度を超える(つまり耐え難い騒音)に関しては各種法律や条例で制限されています。受忍限度とは定性的には「社会生活を営む上で、我慢するべき限度」のことです。逆に言えば受忍限度を超えていない騒音に関しては我慢しなくてはならないということを示しています。

受忍限度を超える騒音

受忍限度の例として例えば横浜市の「生活環境の保全などに関する条例」では下記のように騒音の規制基準が設けられています。
例えば「第一種低層住宅専用地域」では午前8時から6時までの時間帯における基準は50db、午後11時から午前6時までの時間帯における基準は40dbとなっています。40dbとは一般的に図書館の館内の騒音値と言われています。つまり、夜の時間帯においては図書館よりもうるさければ耐え難い(我慢しがたい)騒音、すなわち受忍限度を超えている可能性が高いと判断することが出来ます。

生活騒音条例基準値 耐え難い騒音 受忍限度とは

生活騒音条例基準値

受忍限度は感覚値ではない

どんなに耐え難い騒音であっても感覚値では規制することが出来ません。例えば「深夜にも関わらずダンプカーのような音がする」と訴えてもこのような感覚値では受忍限度を超えているとは判断できないのです。さらに例えばボイスレコーダーなどの録音機や、最近でいえばスマホのアプリによって騒音を録音、測定したとしても「音がしている」と訴えることは出来ても「定量的に受忍限度を超える騒音値が発生している」ことは証明できません。

受忍限度を超えているか否かを判断し、第三者に対して証明するためには音圧レベル・騒音値(db)を測定することが出来る騒音計と呼ばれる測定器を用いて発生している音を計測する必要があります。

当社では「発生している音を定量的に計測し、受忍限度を超えているかどうかを分析・解析により明らかにする」サービスを行っております。お気軽にご相談ください。


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