騒音トラブルにおける苦情代行活用のメリットとリスク

騒音苦情代行とは

近隣の住民の方やペットが騒いでいて「うるさい」と感じることは誰しもありますが、それをそのまま騒音主に伝えることは大変難しいことですし、近年では騒音トラブルによる殺傷事件も少なくありません。ただ、苦情を相手に伝えて対応してもらうことは問題解決のための有効な方法と言えるのも確かです。騒音苦情代行とは、そういった場合に当事者間のやり取りによるトラブルの深刻化を避け、騒音主へ苦情を伝えることで注意喚起を促す(うながす)サービスです。なお、苦情を代行するパターンとしては大きく二つ、直接騒音主に苦情を伝えるパターンと建物を管理している会社(管理会社や不動産業者)に苦情を伝えるパターンがありますが、いずれのパターンでご利用されるとしても次のようなメリットがあります。

苦情代行活用のメリット

■騒音主との直接のやり取りが無いため本人同士でトラブルが深刻化する危険が無い

ご自身で直接騒音主に苦情を伝えた場合、騒音主次第でトラブルが長期化したり、逆に嫌がらせをされたりする危険があります。また、近年では騒音トラブルの深刻化から重大な事件に発展する恐れもあります。ただし、苦情代行を利用すれば第三者がやり取りを行うことになるため本人同士でトラブルが深刻化することを避けることができます。

■自身の個人情報、プライバシーが守られる

個人情報が騒音主にばれてしまうと、相手と情報次第では以後ご自宅や職場に訪ねて来られるかもしれませんし、相手次第では周辺に言いふらすなどご自身のプライバシーが侵害される恐れもあります。苦情代行のサービスは基本的に個人情報を伏せて苦情を伝えるため、個人情報の漏洩(ろうえい)やプライバシーの侵害を避けられます。

■感情的にならず客観的に相手や管理会社へ被害を伝えることができる

直接被害を伝える場合、騒音主に被害を訴えるにせよ管理会社に伝えるにせよ、当事者であることからしばしば感情的になってしまい、トラブルがより深刻化してしまう危険性があります。苦情代行は第三者が客観的に事実を伝えるサービスであるため、感情的になることはありえません。

■経験・ノウハウを持った専門家が伝え方、文面、文言を考えて伝えてくれる

苦情を頻繁に相手に伝える経験は誰しもが持ち得るようなものではありません。つまり、「苦情を正確に相手に伝える方法」「どのような文面・文言であれば相手に理解してもらえるか」といった知識は一般的なものでは無いため、理想的な伝え方、文章を以て相手に苦情を伝えることは非常に難しいことです。ただし、苦情代行業者はどういった形で伝えれば解決したか、どういった文章で伝えれば解決したか、といった経験・ノウハウを持っているので、ご依頼されれば自身で考えて相手に伝える必要が無くなります。

なぜ苦情代行が必要なのか―騒音主に直接苦情を伝えるリスク

上記をご確認された上で「苦情代行など必要ない」と考える方もいらっしゃるでしょうが、もし苦情を相手に伝えようと考えられているのであれば、是非代行をご検討されるべきです。というのも、近年では騒音トラブルから重大な事件(殺人事件など)に発展するケースが増えているためです。騒音関連で有名な事件としてはピアノ殺人事件がありますが、それ以外にも多くの殺傷事件が起こっています。殺される、とまではいかずとも、危害を加えられる危険を避けるためには苦情代行のサービスを頼られるのが賢明といえます。
関連コンテンツ:騒音に関する苦情件数の推移:https://www.skklab.com/statistics_of_noise

苦情代行活用のポイント

苦情代行を依頼する場合には気をつけるべきことがあり、特に「既にご自身が苦情を言っていることが騒音主にばれている場合」には注意が必要です。というのも、既に直接苦情を伝えてしまった場合に苦情代行を申し込んだとすると、相手は簡単に「誰の代行であるか」を予想できてしまうからです。もし誰が代行を頼んだかが判明した場合、騒音主の人格にもよりますが、報復行為や嫌がらせといった事態の深刻化を招くリスクがあります。つまり、苦情代行は基本的に「ご自身が苦情を言っていることが相手にばれてない状態」で活用すべきサービスといえるでしょう。

一般的な苦情代行の課題、デメリット

経験・ノウハウを持った専門家が代行してくれるとしても、一般的な苦情代行サービスには「定量的な根拠が無い」といった問題・課題があります。例えば、相手に「どの程度被害を受けたか」を正確に伝えたとしても「根拠が無いので対応しない」ということになりかねません。また、「業者が本当に苦情を伝えてくれたのかわからない」「業者によっては相手に依頼がばれるリスクがある」といった問題もあります。

当社の苦情代行サービスの特徴

当社では近年お問い合わせいただくお客様の傾向から、苦情代行のサービスを開始しました。特に重点を置いているポイントとしては次のとおりです。


■定量的な根拠を示すことができる

当社の苦情代行サービスは騒音調査による報告書に裏付けられたものとなっており、苦情内容に定量的な根拠を付加できるものとなっております。


■サービス完了後に証拠を提示することができる

当社の苦情代行サービスは苦情を伝えた後に証拠となる画像を送付差し上げる(お手紙での苦情代行の場合)、または会話内容のレビューをお伝えする形で提供しております。


■誰の依頼かがばれない形で対応する※

当社の苦情代行サービスは基本的にご依頼者様の個人情報を相手に伝えない形で(ご依頼者様の素性を明かさない形で)提供しております。
※ご依頼者様のご希望によっては「~様からのご依頼で」などご依頼者様の個人名を明かした上での提供も可能です。


関連コンテンツ:騒音告知(騒音通知、被害告知、苦情代行)プラン

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