周波数特性の解析による騒音発生源推定と騒音対策

「対策してもなくならない…」その騒音問題、こんなお悩みありませんか?

工場や事業所から発生する「原因不明の騒音」。
これまで様々な対策を試みてきたにも関わらず、問題が解決せずに頭を抱えてはいないでしょうか。

  • 工場や事業所内の、どの機械や設備が騒音の発生源なのか、見当がつかない。
  • 莫大な費用をかけて防音壁や防音カバーを設置したが、まったく効果がなかった。
  • 近隣住民からのクレームが日に日に増しており、早急な対応を迫られている。
  • 「キーン」「ブーン」といった不快な音で従業員の労働環境が悪化し、生産性への影響が懸念される。
  • 役所への報告や、関係者への説明に必要な「客観的な証拠」がなくて困っている。

もし一つでも当てはまるなら、それは対策のアプローチが間違っているのかもしれません。騒音対策の第一歩として音量(dB)を測ることは間違いではありませんが、その音の”正体”である「周波数」を正確に把握し、発生源を科学的に推定することが、有効な対策を行う上では非常に重要です。

騒音にはその大きさ(音圧)とは別に周波数特性という重要な要素があります。一般的に音は様々な周波数(1,000hz、500hzなど)は組み合わさったものです。周波数分析とは周波数別の音圧レベルを分析したものです(オクターブバンドと呼ばれることもあります)。例えば以下はエアコン(空調機)室外機から発生している騒音の周波数分布です。31.5hz程度をピークとして周波数が上がると共に音圧レベル(音の大きさ)が下がっています。このような周波数特性(波形の形)は騒音発生源によってそれぞれ異なります。周波数特性を測定・記録するためには音圧レベルのみ想定可能な通常の騒音計では無く、周波数別の騒音レベルが測定できるものを用いなくてはなりません。

室外機の騒音周波数特性

周波数分析で出来ること

騒音の周波数を測定分析することによって「騒音発生源の推定」「騒音対策方法の設計」が可能となります。

騒音発生源の推定

上述の通り音圧レベル(音の大きさ)の周波数分布は騒音発生源によって異なります。このことを利用して騒音発生源を推定することが可能となる場合があります。例えば室内において音圧レベルが60dbを超えていたとしてもその音がどこから発生しているか、すなわち発生源が分からない場合に、考えられる様々な騒音発生源の周波数分布と、室内における騒音の周波数分布を計測し、比較することによって、何が騒音発生源なのかを類推することが出来るのです。
周波数分析による騒音発生源の特定
例えば以下のように室内の周波数特性を解析すると共に、疑わしい騒音発生源A,B,Cにおいて周波数解析を行うことで、波形が同じ騒音源Aが騒音発生源であることを推定します。

騒音対策(防音対策)の設計

騒音対策の代表的なものの一つに防音対策・防音工事がありますが、どのような材質で、どのような材質や厚みで防音対策を行うべきか分からない場合に、周波数解析が有効となる場合があります。防音のために使用される材料は、その材質によってどの周波数の騒音を吸収しやすいかが異なります。例えば下記はウレタン系吸音材とグラスウール系吸音材による周波数別の騒音レベルの値を比較したものです。
騒音の周波数特性解析と騒音対策
低周波域(おおむね~5,000hz)においてはウレタン系のグラスウール系はほぼ同じ特性を示していますが、周波数が上がるにつれてグラスウールの防音性能はウレタン系と比較して非常に大きなものになっています。したがって例えば発生している騒音が15000hz以上のものであればグラスウール系の方が有利であるということが出来ます。
このように周波数解析を行うことによって騒音対策のためにひつような防音材料の設計に役立てることがあります。

周波数分析がもたらす「3つの具体的なメリット」

騒音の「音圧(dB)」だけを測定しても、根本的な対策は困難です。専門家による「周波数分析」は、音の”正体”を科学的に分析し、貴社に3つの具体的なメリットをもたらします。

  1. ムダなコストを削減し、投資対効果を最大化

「おそらくここが原因だろう」という推測での対策は、失敗すれば投資が無駄になることがあります。周波数分析で騒音源を推定し、音の特性に合わせた最適な防音材・対策手法の”当たり”をつけることで、的はずれな工事のリスクを減らし、最小限の費用で最大の効果を狙えます。

  1. 迅速な原因究明で、事業への影響を最小限に

原因不明のまま時間が過ぎると、騒音による被害やクレームは深刻化し事業継続へのリスクも高まります。有力な原因を迅速に推定することで対応の方向性が明確になりますし、問題解決までの時間が短縮され本来の事業に集中できる環境が取り戻せます。

  1. 「客観的なデータ」で、あらゆる交渉を有利に

「うるさい」「うるさくない」といった感情的な議論は、解決を遠ざけるだけです。周波数分析による定量的なデータは、「どの周波数の音が、どこから、どれくらい出ている可能性が高いか」を明確に示す客観的な証拠になり得ます。近隣住民、行政、社内関係者など、あらゆるステークホルダーへの説明責任を果たし、円滑な合意形成をサポートします。

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そのように思われていませんか?ご安心ください。騒音問題は、一つとして同じものはありません。だからこそ、私たちがお客様一人ひとりの状況を丁寧にヒアリングし、解決への道筋を一緒に考えます。貴社だけの問題点をぜひお聞かせください。>>無料相談・お問い合わせはこちらから

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