騒音調査による騒音発生源の特定・推定

「発生している騒音がどの程度の騒音値か」を調査する他に「騒音がどこから発生しているのか調べたい」「騒音の発生源がなんなのかを調べたい」というご依頼を頂くことがあります。例えば毎日決まった時間に「ウーウー」という騒音が発生しているが、いったいどこから発生しているのかが分からないような場合です。マンションなどの集合住宅において、確かに衝撃音(足音)や話し声がするが、どちらの方向から発生しているかわからない(隣の部屋なのか、上下界からなのか、はたまた外部からの音なのか)ことは少なくありません。また音の質として機械音や設備から発生する音などの場合はさらに発生源を推定するのが難しい傾向があります。

騒音計による単点測定では発生源は特定・推定できない

一般的な騒音計は騒音値(db:デシベル)を測定するための装置です。したがって発生している騒音の大きさを定量的に把握することはできますが、騒音がどこから発生しているのか、また騒音の発生源は何かということを推察・特定することはできません。騒音の発生源を特定するためには下記のような測定や解析が必要になります。

騒音の発生場所特定-多点測定

騒音の発生場所を特定するためには、「騒音の減衰」する性質を利用します。騒音は発生場所から離れれば離れるほどその値(騒音値)が小さなくなり、騒音発生源に近いほど騒音値は高くなります。この特性を利用して騒音値を多点で測定し、最も値の大きい測定ポイントの近くが騒音発生源であると同定・推定する方法です。
騒音発生源の特定-多点測定

騒音の発生源の特定-周波数分析

騒音の発生源を同定するためには周波数分析を行います。騒音はその発生源によって周波数特定が異なります。例えば以下はエアコン室外機の周波数特定を解析したものです。125Hzをピークとしてなだらかに音の大きさが小さくなっていることが分かります。
騒音周波数解析-室外機

例えば発生源が不明な騒音対象を録音し、周波数分析をし、同じ波形が得られれば、エアコンの室外機からの騒音であるというこことを推定することが出来ます。


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