楽器演奏(音楽)騒音の特徴とその対策方法
楽器演奏(音楽)騒音の特徴
騒音の中で、ピアノなどの楽器の音を規制するのは難しいものです。弾いている人にとっては心地よい音でも別の人には騒音となってしまう場合もあります。しかし、防音対策をとらず夜遅くまで引くのは、近所の人にとって受忍限度を超えているものと考えられます。
どのように楽器騒音に対策するべきか
防音カーテン、防振マットや厚手のじゅうたんなどで室内の吸音率を上げる。
窓を二重サッシにして、演奏するときは窓や扉を閉める
楽器を使う部屋を近所と一番離れている部屋にする。
音量を調整できるものは音量を下げ、演奏するときはヘッドホンを使う。
深夜や早朝などは遠慮するなど演奏時間に配慮する
毎日、長時間演奏する必要がある場合あ、防音カプセルなどの本格的な防音工事をする。
代表的な楽器演奏騒音に関する相談/苦情内容
もっとも代表的な苦情は下記のようなものです。
「隣の家で、楽器を夜遅くまで鳴らしている音が大きくて、非常に迷惑している。防音対策をしてほしい」
前の公園から楽器の練習なんだろうけどぷぁーぷぁー鳴ってて寝れぬ。公園かなり離れてるんだけどね道路&線路に囲まれて騒音響きまくりのとこに住んでるから多少うるさくても寝れるけどちょっと不協和音過ぎていらいらする
— 芋ごはん (@imomesi) 2017年4月9日
マンション室内はアンプ繋いで楽器の練習していいとこじゃないですしかも数カ月前毎日夜中に騒音掻き鳴らして忠告受けたばかりじゃないですかもう忘れちゃったんでちゅか~?
— めいらん (@meiran37) 2017年4月7日
静かに眠れる宿って本当に探さないと見つからないよね。睡眠はかなり神経質な所あるので大変。家でも上隣の騒音で目が覚めて寝不足で体調不良、重いストレスかかると不整脈出ちゃうから1時間以上続く振動音や深夜から早朝まで続く楽器の音には容赦なく苦情させていただいてる。
— 花京恵美@プロプラR B2 (@Megumi_K_Rose) 2017年3月25日
小型の防音室も選択肢に
部屋で楽器を演奏する際の防音対策の選択肢の一つとして、近年では部屋全体を防音室にするのではなく、部屋の中に防音室を作るような商品も注目されています。
【著者情報/略歴】2014年より日本騒音調査カスタマーサービス部門、HP記事担当。年間1,000件を超える騒音関連のお問い合わせに、日々対応させていただいています。当HPでは、騒音に関してお客様から、よくいただくご質問とその回答を一般化して紹介したり、当社の研究成果や学会(日本騒音制御工学会等)に寄稿した技術論文記事をかみ砕いて説明させていただいたり、はたまた騒音関連のニュースを解説させていただいたりしています。
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