マンションにおけるカラオケ店等から発生する騒音の普通騒音計による測定と音圧分析

1.報告概要

○○○○株式会社のご依頼により、騒音計による測定が行われ、騒音値の解析を行なった。

2.測定条件

測定日時
平成○○○○日から○○○○日まで

3.測定機器と設定

・普通騒音計
周波数重み特性:A特性
時間重み特性:FAST
サンプリングレート:1sec

4.測定結果

以下に測定された騒音値の経時変化をグラフに示す。また、測定された各期間における瞬時値最大値(音圧の最大値)と等価騒音レベルを示す。
尚、測定における期間は
・昼間6:00から22:00まで
・夜間22:00から翌6:00まで
としている。

4-1.○○○○日昼間の測定結果
(12:51:07から22:00:00まで)

図:音圧レベル(dB)の経時変化
注)
縦軸:音圧(dB)
横軸:時間

・この測定期間中の測定最大値は77.7 dBであった。
・この期間の等価騒音レベルは64.2 dBであった。

4-2.○○○○日夜間の測定結果
(○○○○日22:00:00から翌6:00:00まで)

図:音圧レベル(dB)の経時変化
注)
縦軸:音圧(dB)
横軸:時間

・この測定期間中の測定最大値は77.5 dBであった。
・この期間の等価騒音レベルは63.0 dBであった。

4-3.○○○○日昼間の測定結果
(6:00:00から22:00:00まで)

図:音圧レベル(dB)の経時変化
注)
縦軸:音圧(dB)
横軸:時間

・この測定期間中の測定最大値は82.3 dBであった。
・この期間の等価騒音レベルは63.6 dBであった。

4-4.○○○○日夜間の測定結果
(○○○○日22:00:00から翌6:00:00まで)

図:音圧レベル(dB)の経時変化
注)
縦軸:音圧(dB)
横軸:時間

・この測定期間中の測定最大値は76.8 dBであった。
・この期間の等価騒音レベルは62.0 dBであった。

4-5.○○○○日昼間の測定結果
(6:00:00から14:57:04まで)

図:音圧レベル(dB)の経時変化
注)
縦軸:音圧(dB)
横軸:時間

・この測定期間中の測定最大値は76.8 dBであった。
・この期間の等価騒音レベルは63.3 dBであった。


図.結果4-1グラフ拡大図


図.結果4-2グラフ拡大図


図.結果4-3グラフ拡大図


図.結果4-4グラフ拡大図


図.結果4-5グラフ拡大図

5.結論

 騒音値グラフ及び各期間の最大音圧、等価騒音レベルを第4章に記載したが、測定最大値、及び等価騒音レベルは全ての期間において、40dBを超過していることが明らかになった。
また、グラフ及び等価騒音レベルが示すように、24時間63dB前後の音圧が
発生していることがわかる。

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