低周波音(低周波騒音)の基準値と参照値

低周波音に関しては普通騒音の受忍限度のように明確な基準値はありません。低周波音の一つの基準値として環境省から「参照値」を設定しています。参照値は大きく分けて物的苦情に関する参照値と心身に係る苦情に関する参照値の二種類に分けられています。

低周波音苦情に関する参照値1 低周波音(低周波騒音)の基準値と参照値

 

心身に係る苦情に関する参照値

心身に係る苦情とは一言でいえば人間が不快に感じたり、心身に支障をきたすことに関する苦情です。低周波音に関する感じ方は個人差が大きいため、大部分の人が被験者が許容できなくなる音圧レベルが参照値とされています。このように「心身に係る苦情に関する参照値 」は普通騒音における受忍限度と近い考え方となっています。 低周波音は人間の耳には聞こえにくく、高周波数になるほど可聴域に近づくため、参照値は以下のように周波数が高まるほど小さくなっています。

1/3 オクタ-ブバンド 中心周波数(Hz) 1/3 オクタ-ブバンド 音圧レベル(dB)
10 92
12.5 88
16 83
20 76
25 70
31.5 64
40 57
50 52
63 47
80 41

物的苦情に係る参照値

物的苦情とは人間の心身以外に、主に家具類などが振動することに関する苦情です。家具のがたつきに関しては家具毎に大きくその閾値が異なりますが、物的苦情の参照値は住居における家具類ががたつき始める可能性のある音圧レベルによって設定されています。
低周波音によるこれらの閾値と人間の感覚ではその特性が異なり、以下のように周波数が小さいほど小さな閾値となっています。

1/3 オクタ-ブバンド 中心周波数(Hz) 1/3 オクタ-ブバンド 音圧レベル(dB)
5 70
6.3 71
8 72
10 73
12.5 75
16 77
20 80
25 83
31.5 87
40 93
50 99

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