騒音規制法における騒音の4つのタイプとその分析/評価方法

一口に騒音とは言っても、一定時間ごとに発生する騒音や、ずっと同じくらいの大きさの音が続く騒音など様々な騒音があります。騒音を測定した場合に「どの値を採用するのか」は非常に重要です。被害者としては、測定された騒音のうち「最大値」を採用して欲しいと思いますが、長期間測定したうちの一点の値のみを採用するのは不自然です。
騒音規制法において、発生している騒音の評価は騒音の時間的変化により、騒音のタイプを次の4つに分類し、それぞれ採用する指示値を定めています。これらのタイプは厳密に定量的にそのタイプが定められているわけではなく、グラフの形などから判断する定性的なものです。

騒音の分類タイプ1

例えば、変圧器から発生する音やモーターが一定に回転している音など、一般的に定常騒音とよばれているもので、この場合は一定であるまさにその指示値を測定値とします。実際には完全に定常騒音であることは考えにくく、多少なりとも音圧レベルは変化していますが、数デシベル程度の変化の場合は「最頻値」をもって測定値とすることになっています。

騒音の分類タイプ2

夏場のエアコン室外機の音、工場の各種機械や建設工事のハンマーなど、極地の値がほぼ一定の高い音圧レベルが一定の間隔をおいて周期的または間欠的に生じるような場合がこれに当たります。この場合は、一 定の最大値が繰り返し生じていると考えられ、最大値を数回読み取り、その算術 平均を測定値とします。

騒音の分類タイプ3

多数の騒音発生源があり(たとえば機械が稼働している場合)、騒音レベルが大きく変動している場合で、 変動騒音とよばれているものです。この場合は、比較的長期間の測定し、サンプリングが十分な数 (例えば50個以上) になるまで続け、得られた測定データからLA5である90%レンジの上端値(時間率5%値) を算出して測定値とします。1秒間隔で5〜10分程度の測定が実施される場合が多いようです。

騒音の分類タイプ4

建築現場のくいうちや、工場における鍛造機など周期的または間欠的に高い騒音レベルが発生しているが、 その最大値が一定でない場合です。この場合は、極地の値を複数個 (例えば50 個以上) 測定値から読み取り。この得られた最大値から LA5である90%レンジの 上端値 (時間率5%値) を算出して測定値とします。


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